短期離職は転職で不利?|3回転職した私が実際に感じたこと

仕事

「入社して1年も経っていないけど辞めたい」

「短期離職になったら転職で不利?」

そんなふうに悩んでいませんか?

私自身、これまで3回転職しています。

その中には、1年ほどで辞めた会社や、11ヶ月で退職した会社もあります。

正直、短期離職にはかなり不安がありました。

「こんなに早く辞めて大丈夫かな」

「また転職したら、さすがに多すぎるかな」

そんなことを考えながら転職活動をしていました。

でも、実際に転職活動をしてみると、短期離職をしたからといって、それだけで転職できないわけではありませんでした。

もちろん、短期離職が不利になることはあります。

それでも、3回転職した今は、短期離職になったことだけを怖がりすぎなくてもよかったのかもしれないと思っています。

大事だったのは、辞めたあとに「じゃあ次はどうしたい?」を考えることでした。

この記事では、3回転職した私が、短期離職を経験して実際に感じたことや、転職前に考えておきたかったことを書いていきます。

短期離職って、そもそも何ヶ月くらい?

「短期離職って、どのくらいで辞めたらそう呼ばれるんだろう?」

転職を考えたとき、私も気になりました。

調べてみると、短期離職には「○ヶ月以内」という明確な決まりがあるわけではありません。

一般的には、入社してから1年未満など、比較的短い期間で退職することを指して使われることが多いようです。

私の場合は、2社目が1年ほど。

3社目は11ヶ月でした。

「1年も働いていないのに辞めるなんて、やっぱり短すぎるかな……」

当時は、そんなことをかなり気にしていました。

短期離職は転職で本当に不利なの?

結論から言うと、短期離職が転職で不利になることはあります。

これは、私自身も「全然関係ない」とは思いません。

以前、採用に関わる仕事をしていたこともあるので、採用する側の気持ちも少し分かります。

同じような経験や条件の人が何人かいたら、「ひとつの会社で長く働いてきた人」のほうが、長く続けてくれそうだと感じることもあると思います。

だから、

「短期離職なんて全然不利じゃないよ!」

とは、私は言えません。

ただ、短期離職をしたからといって、その時点で転職ができなくなるわけでもありませんでした。

私が転職活動をしたときも、

「どうして辞めたんですか?」

ということは聞かれました。

でも、短期離職そのものを理由に強く否定されたことはありませんでした。

振り返ってみると、

「なぜ辞めたのか」

「次はどうしたいのか」

「なぜこの会社を選んだのか」

このあたりを自分の言葉で話せることのほうが大事だったように思います。

私が短期離職を経験して、実際に感じたこと

私の場合、2社目と3社目で比較的短い期間で退職しています。

でも、辞めたいと思った理由は、それぞれ違いました。

2社目|「このままでいいのかな」と思い始めた

最初の会社では、人事・採用の仕事をしていました。

でも、学生と関わることはあっても、

直接エンドユーザーと関わる機会はほとんどありませんでした。

そこで、

「もっと直接お客様を喜ばせられる仕事がしたい」

と思って転職したのが2社目です。

選んだのは、クッキー屋さん。

「これならお客様の反応を直接見られるかも!」

と思っていました。

ところが、実際に働いてみると、お客様と直接関わる機会は思っていたほど多くありませんでした。

多くても週に1回くらい。

それ以外は、商品の製造や卸の仕事が中心でした。

もちろん、自分が作った商品がお店に並んでいるのを見ると嬉しかったです。

「これ、自分が作ったやつだ!」

と思えるのは、ちゃんとやりがいでした。

それでも、少しずつ、

「このまま3年働いたとしても、自分がなりたい姿には近づけないんじゃないかな」

と思うようになりました。

そして、

「ここに長くいることが、逆に時間を使ってしまうことになるかも」

と思い、転職を決めました。

2社目は1年ほどで退職。

「こんなに早く辞めて大丈夫かな」

という気持ちは、もちろんありました。

でも、それ以上に「このままでいいのかな」という気持ちが大きくなっていました。

3社目|条件を優先して、焦って決めてしまった

そして3社目。

ここでは、結婚を考えていたこともあって、かなり条件を重視して転職先を探しました。

給料を上げたい。

土日祝日は休みたい。

年間休日も多いほうがいい。

産休・育休や時短勤務の制度もある会社がいい。

そして、1社目で経験した人事の仕事を活かして、もう一度キャリアを作っていきたい。

今思うと、**「今度こそ長く働ける会社を見つけなきゃ」**という気持ちが強かったんだと思います。

だから、条件を優先して、比較的早く転職先を決めました。

ところが、入社してみると、思っていた以上に会社との相性が合いませんでした。

人間関係も合わない。

仕事にもなかなか馴染めない。

入社して3ヶ月ほど経った頃には、

「あれ?全然慣れないぞ。」

と思うようになりました。

その後、眠れない日が増えていき、最終的には休職することに。

結果的に、3社目は11ヶ月で退職しました。

この経験で一番感じたのは、

「条件だけで会社を選んではいけないんだな」

ということです。

転職前にやっておきたいこと

3社目を退職したあと、4社目では、

「今度こそ長く働ける会社を選びたい」

と思いました。

そこで、今までとは少し違う見方で会社を探すようにしました。

焦って次の会社を決めない

3社目の転職では、結婚を考えていたこともあって、

「早く安定した会社を見つけなきゃ」

という気持ちがかなり強くなっていました。

今振り返ると、ちょっと焦っていたと思います。

条件も大事。

でも、もう少し時間をかけて考えてもよかった。

これは今でも思います。

条件だけで会社を決めない

給料や休日、福利厚生はもちろん大事です。

私も3社目では、そこをかなり重視しました。

でも、実際に働いてみると、

「条件がいい=長く働ける」ではない

んですよね。

仕事内容、人間関係、職場の雰囲気、働く時間。

実際に毎日働くことを考えると、こういう部分もかなり大きいです。

希望条件に優先順位をつける

「給料も高いほうがいい」

「休みも多いほうがいい」

「人間関係も良いほうがいい」

「仕事内容も好きなことがいい」

もちろん全部叶ったら最高です。笑

でも、全部を完璧に満たす会社を探すのは、なかなか難しい。

だからこそ、

「自分にとって、これは絶対に譲れない」

というものを決めておくのが大事だと思います。

私の場合、4社目では「人間関係や職場の雰囲気」をかなり重視しました。

面接してくれた方が明るくて、笑顔が多くて、話しやすかったこと。

面接が終わって帰ろうとしたとき、スタッフの方が手を止めて「ありがとうございました」と声をかけてくれたこと。

そういう小さなところを見て、

「ここなら働きやすそうだな」

と感じました。

入社前に職場の雰囲気を確認する

3社目の転職では、オンラインで面接をしました。

面接してくれた方は、とても良い方でした。

でも、オンラインだけだと、会社全体の雰囲気まではなかなか分かりません。

実際に入社してみると、

「思っていた雰囲気と違うな」

と感じることもありました。

だから、もしできるなら、対面での面接や職場見学など、実際の雰囲気を見られる機会があるといいと思います。

私自身、4社目ではInstagramやYouTubeなども見ました。

働いている方たちの雰囲気を見て、

「なんかここ、良さそうだな」

と思えたのも、決め手のひとつでした。

入社前にできることは、できるだけやっておく。

これは、やっておいてよかったです。

「ここなら長く働けそうか?」を考える

転職先を決めるとき、

「条件がいいか」

だけじゃなくて、

「ここで長く働けそうかな?」

という視点も持つようになりました。

4社目は、パソコン作業だけではなく、梱包したり、発送したり、いろいろな仕事があります。

勤務時間も8時から18時まで。

当時は不眠症がまだ完全には回復していなかったので、夜勤がないことも自分にとっては大切でした。

そして、家から徒歩10分ほど。

こういう条件が自分の生活にも合っていて、今のところ無理なく働けています。

身体や心のサインを見逃さない

これは、私自身が一番伝えたいことです。

3社目では、入社して3ヶ月ほど経った頃から、

「あれ?全然慣れないな」

と思っていました。

その後、眠れなくなっていきました。

8月には先輩が産休に入り、その分の仕事を自分が引き受けることになって、さらに頑張ってしまいました。

10月頃には身体や心に異変を感じていたのに、

「もう少し頑張ろう」

と続けてしまいました。

そして12月末、休職することに。

不眠症や気分の落ち込みから回復するまでには、思っていたよりも時間がかかりました。

今振り返ると、

「もっと早く休んでいたら、ここまで長引かなかったのかな」

と思うこともあります。

仕事を続けることも、もちろん大切。

でも、身体や心に明らかな変化が出ているなら、

「短期離職になりたくない」という理由だけで無理をし続けないことも大切

だと思います。

なぜ今の会社を辞めたいのか整理する

転職を決める前に、私ならまず、

「なんで今の会社を辞めたいんだろう?」

と考えます。

人間関係が合わないのか。

仕事内容が合わないのか。

給料なのか。

働く時間なのか。

会社の雰囲気なのか。

ここが分からないまま次の会社を決めると、また同じことになるかもしれません。

私も3回目の転職では、改めて自己分析をしました。

そのときにやった自己分析の方法については、こちらの記事にまとめています。

「3回転職でたどりついた理想の職場|私が実践した自己分析ワーク」

転職するかどうかを決める前に、

「自分はどんな環境なら働き続けやすいんだろう?」

と考えてみる。

私は、これが結構大事だったと思っています。

短期離職しても、自分に合う会社はきっとある

ここまで読んで、

「短期離職って、やっぱりしないほうがいいのかな」

と思った方もいるかもしれません。

私自身、3回転職しているので、転職回数が増えることへの不安はよく分かります。

私が3回の転職を経験して、実際にどんなことを感じたのかについては、こちらの記事でも詳しく書いています。

3回転職しても大丈夫?短期離職を3回経験した私が、転職してよかった理由

実際、転職するたびに大変でした。

新しい環境に入れば、また一から人間関係を作らなければいけない。

入社したばかりでは有給休暇も少ない。

ずっと同じ会社で働いてきた人を見ると、

「自分はちょっと遠回りしてるのかな」

と思うこともありました。

それでも、私は今、これまでの転職を後悔していません。

いろいろな会社を経験したからこそ、

「こういう環境は自分には合わないんだな」

「私はこういうことを大事にしたいんだな」

ということが、少しずつ分かってきたからです。

3回目の転職で悩んだことも、休職したことも、当時は本当にしんどかったです。

でも、今になって振り返ると、あの経験も含めて今の自分につながっていると思います。

そして4社目に転職してからは、以前よりも仕事を続けやすくなりました。

「ここなら長く働きたい」

と思える場所に出会えたことで、

「遠回りだったけど、無駄ではなかったな」

と思えるようになりました。

だから、もし今、

「まだ入社して間もないのに辞めたい」

「短期離職になったら、次の転職で不利になるのかな」

「また転職したら、もうダメなんじゃないか」

と悩んでいるなら、焦って答えを出さなくてもいいと思います。

仕事を続けるのも、環境を変えるのも、どちらも簡単ではありません。

だからこそ、周りと比べるより、

「自分はこれから、どう働いていきたいんだろう?」

と考えてみてほしいです。

私もかなり遠回りしました。

でも、その遠回りがあったからこそ、今の自分に合う働き方を見つけることができました。

あなたにとっても、これからの経験が「ここで働いてよかった」と思える場所につながっていけばいいなと思います。

まとめ|短期離職を経験したからこそ、自分に合う働き方を考える

短期離職について調べていると、「何ヶ月働けばいい」「何回までなら大丈夫」といった情報が気になると思います。

でも、実際に3回転職した私が今振り返って思うのは、数字だけで自分の働き方を決めなくてもいいということです。

辞めるにしても、続けるにしても、その先で自分がどう働いていきたいのか。

そこを考えたうえで選んだ道なら、その経験もきっと次につながっていくと思います。

私もまだまだ「これが正解」と言えるわけではありません。

それでも、これまでの経験を無駄にせず、これからも自分に合う働き方を探しながら、今の仕事を続けていきたいと思っています。

この記事が、仕事について立ち止まって考えるきっかけになれば嬉しいです。