私はこれまでに、3回転職を経験しました。
これまでの3回の転職については、こちらの記事にも詳しく書いています。
「3回の転職と不眠症を乗り越えて。私が『よりみち』を後悔していない理由」
転職するたびに、
「今度こそ自分に合う会社かな?」
と思いながら働いてきましたが、正直、すべてが理想どおりだったわけではありません。
そして現在の職場に転職して、以前よりも給料は下がりました。
休みも減ったし、昇給システムもありません。
「転職してよかった!」と言い切るには、ちょっと気になるところもあります。😂
それでも、今の私は「転職してよかった」と思っています。
なぜなら、今の職場では以前よりも人間関係に悩まなくなり、自分に合う仕事ができるようになって、毎日を楽しく過ごせるようになったから。
この記事では、私が実際に転職して感じた、良かったこと5つと後悔したこと4つを、かなり正直に書いてみます。
これから転職を考えている方や、
「給料が下がっても転職するべき?」
「今の会社を辞めたいけど、転職して後悔しないかな?」
と悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
転職して良かったこと5選
①人間関係に悩まなくなった
転職して一番大きく変わったのが、人間関係です。
以前は、人事・採用の仕事をしていました。
仕事中はとても静かで、隣の席に人がいても、基本的にはチャットでやり取りするような環境でした。
もちろん、仕事をするうえでは問題ないのですが、私はそれが少し苦手でした。
プライベートの話をするのも難しく、
「この人はあまり踏み込まれたくないのかな?」
と感じてしまって、なかなか距離を縮められませんでした。
自分から話しかけるのも苦手だったので、なんとなく職場に馴染めていないような感覚がありました。
年上の男性が多い職場だったこともあり、私には少し空気が合わなかったのかもしれません。
もちろん、話しかければ優しくしてくれる人もいました。
でも、そもそも「話しかけにくい」。
これが私にとっては結構しんどかったです。
また、上司も「もっと良くしていこう」というタイプではありませんでした。
たとえば会社のホームページを作り直すことになったときも、
「このままでいいです」
という感じ。
私は、
「せっかく変えるなら、もっと良くしようっていうのが普通じゃないの?」
と思ってしまっていました。
そのとき、
「私はこういう環境では、仕事にやりがいを感じにくいのかもしれない」
と思ったのを覚えています。
そして今の職場はというと、かなり雰囲気が違います。
パートの主婦の方が多く、男性は2人だけ。
女性が多い職場なので、仕事を優先しながらも、合間にプライベートな話をしたり、笑ったり。
とても話しやすいです。
分からないことも聞きやすいし、ミスをしたときも、きちんと注意はされるけれど、いつまでも引きずるような雰囲気ではありません。
そして、個人的に気に入っているのが、休憩中はそっとしておいてくれるところ。
仕事中はたくさん話すけれど、休憩時間になると、それぞれ自由に過ごす。
私は休憩中までずっと話していると疲れてしまうタイプなので、これがちょうどいいんです。
そして、結婚式のときには、職場の人たちがサプライズで来てくれました。
手作りのメッセージカードまで用意してくれていて、本当に嬉しかったです。
当日着替えをするサロンから式場まで、オープンカーで移動する予定だったので、私は事前に写真を撮る場所などを伝えていました。
まさか本当に来てくれるとは思っていなかったので、びっくりしました。
前の職場では「人間関係で悩む」というより、人間関係を築くこと自体が難しかった。
今の職場では、自然に人と話せるようになりました。
この違いは、私にとってかなり大きかったです。
②自分に合う仕事ができるようになった
前の仕事は、人事・採用の仕事でした。
採用の仕事なので、面接をしたり、営業のようなことをしたりする場面もありました。
でも私は、もともと営業があまり得意ではありません。
面接では相手から話を引き出しながら、自分が会話をリードしていく必要があります。
私はどちらかというと、自分が話すより、人の話を聞くほうが好きなタイプ。
そのため、仕事をしていても、
「なんか自分には向いてないな」
と感じることがありました。
また、パソコンに向かって座っている時間が長かったことも、あまり自分には合っていませんでした。
基本的に一人で仕事をすることが多く、チームで協力して仕事をするのが好きな私には、少し物足りなかったのかもしれません。
しかも、人事という間接部門だったので、実際にサービスを利用する人の顔を見ることもほとんどありませんでした。
今の仕事は、商品の梱包や発送、お客様対応など。
チームで協力しながら仕事をすることが多く、以前よりも「みんなで仕事をしている」という感覚があります。
パソコン作業と立ち仕事の割合も、だいたい3:7くらい。
体力的にはもちろん疲れます。
でも、ずっと座ってパソコンに向かっているより、私はこっちのほうが合っていました。
そして、今の仕事には営業がありません。
私は接客も好きなので、目の前のお客様に喜んでもらえたり、「ありがとう」と言ってもらえたりするのが嬉しい。
自分がやったことが、そのまま誰かの役に立っていると感じられるのも、今の仕事の好きなところです。
何より大きかったのが、
「仕事行きたくないな」
と思うことが、かなり減ったこと。
以前は、
「明日、面接やだな」
「明日、営業先行くのやだな」
と思うことがありました。
今は、そういう気持ちがほとんどありません。
もちろん、疲れている日は、
「今日仕事か〜」
と思うことはあります。笑
でも、
「明日あの仕事があるから嫌だな」
という感覚はなくなりました。
これは、自分に合う仕事を選ぶことの大切さを実感した瞬間でした。
③仕事のストレスが減った
転職して、仕事のストレスもかなり減りました。
特に大きかったのが、通勤時間です。
以前は、駅まで徒歩25分。
そこから電車に乗るので、朝からかなり体力を使っていました。
電車も混んでいるし、駅も人が多い。
それだけで疲れてしまっていました。
フレックスタイム制だったので、電車が遅れても遅刻扱いにはならなかったのですが、その分、仕事が終わる時間が遅くなる。
結局、それも地味にしんどかったです。
今の職場は、家から徒歩7分。
通勤だけで疲れることがなくなりました。
しかも残業はほとんどありません。
18時に仕事が終わって、家に着くのは15分後くらい。
そこからすぐに夕飯を作り始められます。
朝も、以前よりかなり余裕ができました。
ゆっくりコーヒーを飲んでから仕事に行けるくらい。☕
もちろん、今の仕事は立ち仕事なので、帰る頃には体力が尽きています。
でも、
体力は尽きるけど、精神的にはすり減らない。
この感覚がすごく大きいです。
以前は仕事のことを考えすぎていたのか、仕事の夢を見ることもありました。
今思うと、無意識のうちに仕事がかなりストレスになっていたのかもしれません。
今は、仕事が終われば基本的に仕事のことを考えません。
家に帰って、ご飯を作って、夫と話して。
そんな普通の毎日を過ごせるようになりました。
④やりがいを感じられるようになった
今の仕事で、「私、ちゃんとこの仕事できてるかも」と思えた出来事があります。
あるとき、少し複雑な通販の梱包・発送を担当することになりました。
その商品は、16種類のバリエーションがあって、見た目がかなり似ています。
しかも、お客様によって注文する内容も違います。
間違えたら大変なので、かなり気を使う作業です。
この仕事をできる人は限られていたのですが、私も担当させてもらえることになりました。
しかも、そのときは600件ほどの注文がありました。
正直、
「間違えたらどうしよう……」
とかなり不安でした。
でも、間違えないように一つひとつ確認しながら、どうすれば効率よく作業できるかも考えて進めました。
残念ながら、何件か入れ間違いをしてしまったこともあります。
それでも、最終的にはすべてのお客様に商品を届けることができました。
そのとき、
「私、ちゃんとこの仕事できてるかも。」
と思えたんです。
以前の仕事では、自分が何かをやり遂げても、それが誰かの役に立っている実感を持ちにくい部分がありました。
今は、お客様の顔が見えたり、自分がやった仕事が直接誰かにつながったりする。
だからこそ、仕事の中で「やりがい」を感じられるようになりました。
⑤たわいのない話ができる仲間ができた
今の職場では、仕事以外のたわいのない話もできるようになりました。
家であったことや、最近あった面白いこと。
旅行のお土産を渡したり、
「最近、魚高いよね〜🤣」
なんて話をしたり。
そういう何気ない会話ができるのが、私は結構嬉しいです。
職場の人たちとは、仕事中にもよく話します。
でも、仕事中だけでは話せないこともあるので、鳥貴族で飲む会をすることもあります。😂
いつも一緒に仕事をしているメンバーで、これまでに2回くらい開催しました。
みんな、けっこうぶっちゃける。笑
仕事ではたくさん話しているけれど、仕事以外で会うとまた違った楽しさがあります。
私はこういう関係がすごく心地いいです。
冗談で、
「仕事は辞めても、この会は続けようね!」
なんて話しています。笑
本当に、そうなったらいいなと思っています。
そして、オーストラリア旅行から帰ってきて、お土産を渡したときのこと。
後日、職場の人からLINEが来て、
「〇〇さんがいないと、お店が静かだった」
と言われました。
そのとき、
「もしかして、私も少しはこの職場を明るくできているのかな」
と思いました。
以前の職場では、こんなふうに思うことはありませんでした。
今は、ちゃんと自分の居場所がある。
そう感じられるようになったことが、転職してよかったことのひとつです。
転職して後悔したこと4選
①給料が減った
転職して、一番分かりやすく変わったのが給料です。
もちろん、減りました。😂
今の職場を選んだときは、それも分かったうえで転職しました。
面接をしたときに人間関係が良さそうだと感じたことや、当時は心身ともに無理をしないことを優先したかったこともあり、
「まずはここで、無理なく働くところから始めよう」
と思っていました。
だから、給料が下がることは覚悟していました。
でも、実際に給料明細を見たときは、
「低いな〜😂」
と思いました。笑
前の会社は基本給も今より高く、ボーナスもありました。
今の会社はボーナスもなく、基本給も低い。
どちらも残業はほとんどありませんでしたが、単純に収入は減りました。
だから、転職後は以前ほど気軽に物を買わなくなりました。
服も新しく買わなくなったし、
「本当に欲しいものなのか?」
「本当に必要なのか?」
と、一度考えるようになりました。
今あるものでなんとかすることも増えました。
でも、だからといって、全部を我慢しているわけではありません。
大好きな夫とのデートはしたいし、たまには美味しいものやスイーツも食べたい。
そういうところには、ちゃんとお金を使っています。
そして最近は、給料についても少し動きがありました。
自分から交渉して、4,500円アップしました。
実際に私がやった給与交渉については、こちらの記事で詳しくまとめています。
「入社1年目で月4,500円アップ!私が実際にやったリアルな給与交渉の全ステップ」
正直、
「めちゃくちゃ給料上げたいです。😂」
と思っています。笑
今できる仕事をもっと増やして、仕事を任せてもらえるようになったら、また交渉してみたい。
給料が下がったことは、転職して後悔したことのひとつ。
でも、だからといって、
「転職しなきゃよかった」
とは思っていません。
あのときの私にとっては、給料よりも、無理なく働ける環境のほうが大切だったからです。
②休みが減った
転職して、もうひとつ大きく変わったのが休日数です。
前の会社は年間休日120日。
土日祝休みで、ゴールデンウィーク、お盆、年末年始も休みでした。
それに対して、今の会社は年間休日94日。
シフト制で、月に8〜10日ほど休みがあります。
さらに私は、その休みのうち月3日ほどを副業のために使っています。
なので、完全に自由に使える日は月5〜7日くらい。
身体は相当きつい。笑
夫は土日祝休みなので、
「いいな〜」
と思うこともあります。
ゴールデンウィークの予定を聞かれても、
「仕事だよっ😭」
という感じ。笑
シフト制なので、希望する日に休みを取りやすいというメリットはあります。
でも、そもそもの休みの日数が少ないので、体を休める時間は減りました。
友達と予定を合わせるときも、
「この日なら休めるけど、その前後が仕事だな……」
と考えてしまいます。
楽しい予定でも、続くとやっぱり疲れます。
休みはもっと欲しい。
これは正直な気持ちです。
将来的には、副業を月3回しなくても生活できるくらい、本業の収入を増やしたい。
そして、ブログも育てていきたいと思っています。
それでも、
「今の環境を手放してまで、前の会社に戻りたい」
とは思いません。
給料はお金の問題。
休みは、時間や体力の問題。
どちらも大切だけど、私にとっては人間関係や心身の負担のほうが優先順位が高かったんだと思います。
③昇給システムがない
これは、転職してから知ったことです。
面接のとき、
「昇給は年に一度」
と聞いていました。
なので、
「毎年少しずつ給料が上がっていくんだな」
と思っていました。
ところが、最近給料について交渉したときに、実際にはきちんとした昇給システムがないことが分かりました。
「えー!そんなぁ😂」
という感じ。
どうやら「年に一度の昇給」というのは、実際には最低賃金が上がったときに給料が調整される、という意味だったようです。
つまり、仕事を頑張ったからといって、自動的に給料が上がるわけではない。
「自分で上げていくしかないのかー……」
と思いました。
ハードル高いな……。😂
会社には在庫もたくさんあり、売上もなかなか厳しい状況。
人が足りなくなって仕事が回らなくならないように、あえて人員を厚めにしている部分もあるようで、その考え方自体はなんとなく理解できます。
でも、だからといって待っているだけでは給料は上がらない。
なので、これも自分から動いていくしかないのかなと思っています。
実際に、先ほど書いたように、最近自分から交渉して4,500円アップしました。
これからもっとできる仕事を増やして、
「これだけできます」
と言えるようになったら、また交渉してみたい。
ハードル高いな……でも、やるしかない😂
と思っています。
④仕事が簡単すぎる・暇だと感じることがある
今の仕事は、基本的には「自分に合っている仕事だな」と感じています。
ただ、そんな今の仕事にも、ひとつだけ不満があります。
それが、仕事が簡単すぎたり、仕事量が少なくて暇に感じたりすることがあること。
忙しい日ももちろんありますが、日によっては仕事量が少なくて、手が空いてしまうことがあります。
そんなときは、
- 袋にシールを貼る
- チラシを折る
- 掃除をする
- 整理整頓をする
などをして時間を過ごします。
もちろん、こういう仕事も大事なのは分かっています。
でも、正直なところ……
「今日、全然時間経たないな😂」
と思ってしまうことも。笑
あまり大きな声では言えないけれど、
「これなら1人減らして人件費を削ってもいいんじゃ……?」
なんて思ってしまうこともあります。😂
一方で、ずっと暇なのが嫌かというと、そういうわけでもありません。
今の仕事には、複雑な通販の梱包や発送、お客様へのメール・電話対応など、頭を使う仕事もあります。
そういう仕事が1日中続くと、今度は頭がいっぱいいっぱいになってしまう。
だから、途中で暇な時間があることで、ちょっと頭をリセットできるのは助かっています。
「もう少し仕事が増えても大丈夫だけど、1日中手が空かないくらい忙しい日が2週間、3週間と続くのはしんどい。」
というのが、今の正直なところです。
そして、今の職場にはまだ私がやったことのない仕事もあります。
先輩が主に担当しているシフト作成や製造指示なども、いずれは覚えたいと思っています。
そういう仕事ができるようになれば、今より少し仕事の難易度も上がりそう。
まずは、今やっている頭を使う仕事でミスをゼロに近づけること。
そして、いろんなイレギュラーにも対応できるようになること。
その先に、まだ覚えていない仕事にも挑戦していきたいと思っています。
なので、今のところ「仕事が暇だから辞めたい」と思ったことはありません。
暇な時間はちょっと苦痛。でも、まだまだ覚えたい仕事もある。
今はそんな感じです。笑
転職してよかった?改めて振り返ってみた
ここまで「転職して良かったこと」と「後悔したこと」を書いてきましたが、改めて振り返ってみると、私は転職してよかったと思っています。
もちろん、給料は下がったし、休みも減りました。
昇給システムがなかったり、仕事が暇すぎると感じたりすることもあります。
それでも、「転職しなきゃよかった」とは思いません。
転職前の自分に声をかけるなら、
「お金より、自分の心や身体を大事にしていいよ。」
と伝えたい。
給与は減ったけれど、決して間違った選択ではなかったと思っています。
一番大きく変わったのは、職場がちゃんと自分の居場所になったこと。
前の職場では、仕事に行くことを考えるだけで憂うつになったり、仕事のことが頭から離れなかったりすることもありました。
今は、職場で自然に人と話せて、笑うことも増えました。
そして、夜もぐっすり眠れるようになりました。
仕事そのものだけではなく、毎日の過ごし方まで変わった気がします。
だから私は、多少給与が低くても、今の環境を選んでよかったと思っています。
転職するときに大切だと思ったこと
今回の転職を経験して思ったのは、100%完璧に自分に合う会社はないということ。
給料が高いけど人間関係が合わない会社もあるし、休みは多いけど仕事内容が合わない会社もある。
全部が理想どおりの会社を探すのは、なかなか難しいと思います。
だからこそ、転職するときは、「自分にとって何を一番大切にしたいのか」を決めておくことが大切なんだと思います。
私自身、3回の転職を経験する中で、自分に合う仕事や職場を見つけるために、自己分析もしてきました。
実際に私がやった自己分析の方法は、こちらの記事にまとめています。
「3回の転職でたどりついた理想の職場 私が実践した自己分析ワーク」
私の場合は、給与よりも心と身体が無理なく働けること、人間関係や職場の雰囲気を優先しました。
結果的に、それが今の自分には合っていました。
これからは、今できる仕事をもっと増やして、少しずつ給料も上げていきたい。
そして、副収入としてブログも育てていきたいと思っています。
転職は、何もかもが完璧になる魔法ではありません。
それでも、もし今、仕事や転職について悩んでいる人がいたら、
「自分に合う会社は、きっとあるよ。」
と伝えたいです。
今までの経験も、決して無駄ではありません。
私自身、3回転職して、失敗したと思ったこともありました。
でも、その経験があったからこそ、今の自分が大切にしたいものが分かるようになりました。
転職してよかった。
今は、そう思いながら毎日仕事に行っています☺️


