「転職回数が多いけど、大丈夫かな?」
そんなふうに悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
私自身、これまでに3回転職を経験しています。
ちなみに、私がなぜ3回も転職することになったのか。
それぞれの転職で何を感じ、何に悩んでいたのかについては、こちらの記事で詳しく書いています👇
👉 3回の転職と不眠症を乗り越えて。私が「よりみち」を後悔していない理由
2社目と3社目は、どちらも1年ほどで退職しました。
履歴書に会社の名前が増えていくたびに、
「こんなに転職して、次の会社に採用してもらえるのかな」
「またすぐ辞める人だと思われないかな」
「この先、長く続けられる会社に出会えるのかな」
と不安になったこともあります。
でも今振り返ると、3回の転職をしたことを後悔していません。
もちろん、もっと慎重に会社を選べばよかったと思うこともあります。
それでも、いろいろな会社で働いたからこそ、自分に合う仕事や職場が少しずつ分かるようになりました。
その中で大きかったのが、これまでの仕事を振り返って、自分が何にやりがいを感じるのか、何が苦手なのかを整理したこと。
私が実際にやった自己分析はこちら👇
▶️ 3回の転職でたどりついた理想の職場|私が実践した自己分析ワーク
この記事では、私が3回の転職をした理由や、短期離職を経験して感じたこと、そこから学んだ会社選びのポイントについて紹介します。
転職回数が多くて、次の転職に踏み出すのが怖い。
今の会社が合わないけれど、また辞めるのが怖い。
そんな方に、少しでも参考になれば嬉しいです。
2社目を1年で辞めた理由|この仕事をずっと続けるイメージが持てなかった
2社目は、クッキー屋さんで働いていました。
昔からお菓子作りが好きだったので、好きなものに関われる仕事がしたいと思って選んだ仕事です。
でも、実際の仕事内容は、ほとんどがクッキーを缶に詰める作業。
好きなクッキーに関われることは嬉しかったのですが、毎日同じ作業を繰り返しているうちに、3か月ほどで飽きてしまいました。笑
残業も多く、立ち仕事だったので、体力的にもかなりハードでした。
さらに、業務量に対して働いている人数が少なく、常にスピードが求められる環境。
「早くしなきゃ」と常に気を張り詰めた状態で働いていました。
体力的にも精神的にも、この仕事をこの先ずっと続けていくのは難しいかもしれないと思うようになりました。
「この仕事を、この先ずっと続けていくのかな?」
「この仕事を極めていきたいかと言われたら、そうでもないな」
と思うようになりました。
そこで、これから先、長く続けられる仕事に転職したいと思うようになりました。
ある日、店長に、
「この仕事をずっと続けていける自信がないです」
と正直に話しました。
すると店長から、
「あなたのためにも、辞めたほうがいいと思う」
と言われました。
個人店だったので産休・育休もなく、結婚も考えているなら、今のうちに大きな企業へ転職したほうがいい、と。
そして……
その日に辞めることになりました。笑
今考えると、
「え?今日?😂」
という感じですが。
家族にも彼にも、辞めたことを事後報告。笑
もちろん驚かれました。
でも、
「早めに辞めて正解だよ」
と言ってもらえました。
今振り返っても、あのタイミングで辞めたことは後悔していません。
ただ、この経験から、
「好きなものに関わる仕事でも、それだけでは長く続けられるとは限らない」
ということを学びました。
3社目を1年で辞めた理由|心と身体が限界になった
3社目は、人事・採用の仕事でした。
結婚を控えていたこともあり、給与や休み、福利厚生などの条件を重視して選んだ会社です。
「これから先、長く働ける会社にしたい」
そんな気持ちで転職しました。
でも、実際に働いてみると、職場の人間関係や雰囲気が自分には合いませんでした。
オフィスは静かで、少し話しかけづらい雰囲気。
聞けば答えてくれるし、優しい人たちではあるのですが、なんとなく居心地がよくありませんでした。
お昼休みに一緒にご飯を食べていた年配の女性社員が、ひたすら会社の愚痴を話してくることもありました。
これから頑張ろうと思っているところで、会社の悪口を延々と聞くのは、正直つらかったです。
そして、仕事にもあまりやりがいを感じられなくなっていきました。
「このままここで働き続けていいのかな」
そんな気持ちが少しずつ積み重なっていき、次第に心と身体の調子を崩してしまいました。
夜も眠れなくなり、病院で診断書をもらって会社に提出。
休職することになりました。
休職中も、「早く働けるようにならなきゃ」と焦っていた
休職すれば、少し休めば元気になる。
最初はそんなふうに思っていました。
でも、心の不調は良くなったり、また戻ったりを繰り返します。
「本当に良くなっているのかな?」
「このままずっと眠れなかったらどうしよう」
「いつになったら普通に働けるようになるんだろう」
そんな不安がありました。
最初は「とりあえず3か月」と言われていた休職期間も、4か月、5か月と延びていきました。
休職期間が延びるたびに、
「まだ良くなっていないんだ……」
と不安になりました。
夫が1人で家計を支えてくれていることも申し訳なくて、
「早く働けるようにならなきゃ」
と焦っていました。
傷病手当は給与の6割ほど出ていましたが、夫は「休職中は家計にお金を入れなくていいよ」と言ってくれました。
それでも、
「この先どうしよう」
と、先が見えないことがとても不安でした。
復帰しても、悩みはなくならなかった
休職期間の上限が5か月だったため、完全に治りきったわけではありませんでしたが、復帰することになりました。
まずは生活リズムを戻すことを優先して、
「転職は近いうちにしよう」
と思っていました。
そして実際に復帰してみると……
休職前に悩んでいた人間関係は、そのまま。
仕事にやりがいを感じられないことも変わりませんでした。
「やっぱり、この環境では長く働けない」
そう思い、転職を決意しました。
この経験を通して、私は、
「給与や休みなどの条件が良い会社でも、自分にとって心地よく働ける会社とは限らない」
ということを身をもって学びました。
「またすぐ辞める人」と思われないか、不安だった
3回目の転職を考えたとき、転職回数そのものよりも、
「この先、長く続けられる会社に本当に出会えるのかな」
ということが不安でした。
履歴書を見ると、会社の名前がどんどん増えていく。
「こんなに転職していたら、あまりよく思われないのかな」
「またすぐ辞める人だと思われて、採用してもらえないんじゃないかな」
そんなことも考えていました。
特に不安だったのは、「今後もすぐ辞める人だと思われて、採用してもらえないんじゃないか」ということ。
でも、実際に転職活動をしてみると、面接で各社の退職理由は聞かれましたが、それぞれにちゃんと理由があったので、特に疑問に思われることはありませんでした。
2社目は、仕事内容や働き方を考えて、この先長く続けられる仕事に転職したかった。
3社目は、心身の調子を崩し、復帰しても職場の人間関係ややりがいの問題が変わらなかった。
自分自身でも、それぞれの転職について「なぜ辞めたのか」を説明することができました。
だからこそ、次の転職では、
「また辞めない会社を探そう」
と、これまでとは違う視点で会社を選ぶことにしました。
3回目の転職では、会社の選び方を変えた
これまでの転職では、給与や休みなどの「条件」を重視していました。
もちろん、それらも大切です。
でも、3社目で心身の調子を崩した経験から、
「条件だけで会社を選んではいけない」
と思うようになりました。
そこで、次の転職ではまず自己分析をしました。
「どんな仕事なら、やりがいを持って働ける?」
「何をしているときが楽しい?」
「何が苦手?」
「どんな環境なら心地よく働ける?」
これまでの仕事を一つずつ振り返って、自分に合う仕事や働き方を考えました。
私が実際にやってみた自己分析の方法はこちらの記事にまとめています👇
👉 3回の転職でたどりついた理想の職場|私が実践した自己分析ワーク
そして、転職先を探すときに特に重視したのが、仕事内容と人間関係です。
前の会社では、単純作業が多いことも辞める理由のひとつになりました。
だから今回は、
「毎日同じような単純作業ではないか」
「自分が無理なく続けられる仕事内容か」
ということを、面接でしっかり確認しました。
人間関係についても、面接で確認しました。
実際に、会社選びで私が確認したことはこちらの記事にまとめています👇
オーナーから、
「うちは人間関係のトラブルはないよ」
と聞きました。
さらに、過去にいじめていた側の人を辞めさせたことがある、という話も聞きました。
それを聞いて、
「人間関係をちゃんと大切にしている会社なんだ」
と感じ、信頼できると思いました。
そして、面接が終わって帰るときのこと。
スタッフのみなさんが仕事の手を止めて、全員こちらを見て、
「ありがとうございました」
と挨拶してくれました。
その姿を見て、
「しっかりしている会社なんだな」
と感じました。
面接を担当してくれた店長も明るくて、とても話しやすい方でした。
「ここ、雰囲気いいな」
というのが、面接を受けたときの印象でした。
そして、決定的だったのは、内定をもらった後のことです。
まだ体調が完全には戻っていなかった私は、一度、辞退のメールを送りました。
すると、会社から返ってきたのは、
「面接を通して、あなたと働きたいと思った」
という言葉でした。
さらに、
「病院に通えるようにシフトを調整する」
「なんでも相談に乗る」
「うちで働くという選択肢を残しておいてほしい」
と言ってもらえました。
そのメールを読んで、
「ここならきっと大丈夫」
と思いました。
今までの私は、給与や休みなどの条件を見て会社を選んでいました。
でも、このとき初めて、
「自分をちゃんと見てくれている会社で働きたい」
と思えたんです。
半年経って、「ここなら長く続けられそう」と思えた
今の職場に入ってすぐ、
「ここなら長く続けられそう!」
と思ったわけではありません。
仕事に慣れるまでは、やっぱり大変でした。
でも、半年くらい経った頃に、ふと気づいたんです。
「あれ、もう半年経ったんだ!」
前の会社では、
「まだ入社3か月か……」
と、時間が経つのがとても遅く感じていました。
それに比べて今回は、気づいたら半年。
そこで初めて、
「あ、私ここなら続けられそう」
と思いました。
仕事にも少しずつ慣れて、
「これができるようになった」
「前より作業のスピードが上がった」
「他のスタッフから頼ってもらえるようになった」
という、自分自身の成長を感じられるようになったことも大きかったです。
そして何より、職場の人たちとの関係が心地よかった。
明るくて、話しかけやすくて、みんなが自然に気配りをしてくれる。
一緒に働いていて、
「この人たちとずっと働きたいな」
と思えるようになりました。
それを強く感じた出来事があります。
なんと、私の結婚式に職場のみんながサプライズで見に来てくれたんです。
まさか来てくれるとは思っていなかったので、本当に嬉しかった。
「職場の人たちと、こんな関係になれるんだ」
と思いました。
以前は、給与や休みなどの条件を重視して会社を選んでいました。
でも今は、給与は安いし、休みも少ない。
それでも、ここで働き続けたいと思っています。
なぜなら、私にとって絶対に削ってはいけないものが満たされているから。
人間関係。
やりがい。
そして、体の負担が少なく、仕事以外の時間も充実させられること。
そういうものがあるから、長く働きたいと思える。
「給与が高い」「休みが多い」だけが、働きやすい会社の条件ではないんだと、今になって実感しています。
実際に転職してみて、よかったことや後悔したこともありました。
そのあたりはこちらの記事に詳しくまとめています👇
「転職して良かったこと5選・後悔したこと4選|給料が下がっても転職してよかった理由」
3回転職したからこそ、自分に合う会社が分かった
3回の転職を経験して、私は少しずつ自分に合う仕事や会社が分かるようになりました。
1社目では、営業を経験して、
「初対面の人と話し続けるのは苦手だな」
「自分から会話をリードするのも苦手だな」
と気づきました。
一方で、人事の仕事では、就活生の相談に親身になって乗ることが楽しかった。
「自分から売り込むことは苦手だけど、人をサポートすることは得意なんだ」
と分かりました。
2社目のクッキー屋さんでは、好きなお菓子に関われても、毎日同じ単純作業を続けるのは向いていないと分かりました。
その一方で、お店を開けた日にお客様と直接話したり、
「かわいい」
「美味しそう」
と言ってもらえたりすることは、とても嬉しかった。
「人に喜んでもらえることが好きなんだ」
「相手の反応を直接見られる仕事が好きなんだ」
と気づきました。
そして3社目では、人間関係が合わない環境で働いたことで、
「人間関係って、やっぱりすごく大事なんだ」
と実感しました。
こうしていろいろな仕事を経験したことで、
- 人に喜んでもらえる
- 相手の反応を直接見られる
- ほどよく頭を使う
- チームで協力できる
- 効率化を考えられる
- 適度に体を動かせる
そんな仕事が自分には合っていると分かってきました。
反対に、
- 初対面の人と話し続ける
- 会話を自分からリードする
- 飛び込み営業
- 一日中座ってパソコンをする
- 一日中同じ単純作業をする
- 暗い雰囲気の職場
は、ストレスを感じやすい。
そして、会社を選ぶときの優先順位も変わりました。
以前は給与や休みなどの条件を重視していましたが、今は、
①人間関係 ②やりがい ③給与
という順番。
もちろん給与も大切です。
でも、自分にとって絶対に削ってはいけないものが何なのかを知ることができました。
そして、もうひとつ分かったことがあります。
仕事に求めるものは、全部が完璧じゃなくていい。
給与も、休みも、仕事内容も、人間関係も、全部100点の会社を探さなくてもいい。
自分にとって大切なものが満たされていて、無理なく働けるなら、それで十分なんだと思えるようになりました。
もしこれからまた転職することになったとしても、今なら会社選びで大きく間違えることはないんじゃないかなと思っています。
3回転職したからこそ、自分が何を大切にして働きたいのかが分かったからです。
短期離職は、無駄な経験ではなかった
2社目も3社目も、1年ほどで辞めました。
当時は、
「また辞めてしまった」
「もっと長く続けられなかったのかな」
と思うこともありました。
でも今振り返ると、「1年で辞めたけど、あれはあれで必要な経験だった」と思っています。
実際に働いてみなければ分からなかったことが、たくさんあったからです。
自分はどんな仕事が苦手なのか。
何をしているときにやりがいを感じるのか。
どんな職場だとストレスを感じるのか。
そして、会社を選ぶときに何を大切にすればいいのか。
それは、実際に働いたからこそ分かったことでした。
もちろん、だからといって「合わなければすぐ辞めればいい」と思っているわけではありません。
むしろ、短期離職を経験したからこそ、もっと慎重に会社を選ぶべきだったとも思っています。
条件だけで決めるのではなく、
「自分はどんな環境なら無理なく働けるのか」
「この仕事を長く続けていけそうか」
を、もっと考えておけばよかった。
だから次の転職では、これまでの経験をすべて材料にして、自分に合う会社を探しました。
その結果、今の職場に出会うことができました。
そう考えると、過去の転職は「失敗」だけではなかったと思えます。
過去の経験を、次の会社選びに活かすことができた。
それが、私にとって3回の転職で得られた大きなものです。
合わない場所で、無理して頑張り続けなくてもいい
もし今、
「今の会社、自分には合わないかも」
「でも、また転職するのは怖い」
「転職回数が多いから、もう転職できないかも」
と悩んでいる人がいたら、私は、無理して我慢し続けなくてもいいと伝えたいです。
私自身、3回転職して、2社目と3社目は1年ほどで辞めました。
そのたびに、
「また辞めてしまった」
「この先どうなるんだろう」
と不安になりました。
でも、今は自分に合う職場で、毎日を心地よく過ごせています。
だから、もし今の環境が合わなくて悩んでいるなら、転職することを選択肢のひとつにしてもいいと思います。
特に、身体や心に不調が出ているなら、無理をして働き続けなくていい。
私自身、心身の調子を崩して、眠れなくなった経験があります。
あのとき、もっと早く環境を変えていたらと思うこともあります。
身体や心からサインが出ているなら、「転職を考えてもいいんだ」と思ってほしいです。
まとめ|転職回数が多くても、自分に合う会社はきっとある
3回も転職すると、
「転職回数が多すぎるかな?」
「周りは長く同じ会社で働いているのに、自分は大丈夫かな?」
と、不安になることもあると思います。
私自身、3回転職しました。
でも、今振り返ってみると、転職回数が多いこと自体が悪いわけではないと思っています。
3回転職したからこそ、いろいろな会社や働き方を経験して、少しずつ「自分に合う環境」が分かるようになりました。
だから、今の会社が合わないと感じているなら、自分に合う会社はきっとあると私は思います。
ただし、だからといって、むやみに転職を繰り返せばいいわけでもありません。
「今の会社が嫌だから辞める」だけではなく、
「なぜ今の環境が合わないんだろう?」
「自分はどんな働き方なら無理なく続けられるんだろう?」
と、一度立ち止まって考えてみることも大切です。
私自身も、3回目の転職では、それまでの経験を振り返って自己分析をしました。
その結果、以前よりも「自分に合う会社」を意識して選べるようになりました。
周りが長く同じ会社で働いているからといって、自分もそうでなければいけないわけではありません。
転職回数ではなく、自分が納得できる働き方を見つけることが大切。
焦らなくても大丈夫。
転職に迷ったときは、転職することだけを考えるのではなく、時には立ち止まって、自分自身と向き合ってみてください。
その「よりみち」の先に、自分に合う会社が見つかるかもしれません。
自分に合う仕事がまだ分からない方はこちらもどうぞ👇
「自分に合う仕事がわからない人へ|3回の転職で見つけた『向いている仕事』の見つけ方」


