子どもに新体操ってどう?16年間続けた私が、社会人になって「一生モノの財産」だと気づいたこと

音楽のこと

私は6歳から22歳まで16年間、新体操に打ち込んできました。

新体操を通して身についたことは、私の人生の基盤となっていて、社会人になった今も私を支えてくれています。

今回は私が新体操で身につけた5つのことをお伝えします。

これから子どもに新体操を習わせようかな?と迷っている方に、ぜひ読んでほしい記事です。

挨拶や感謝の習慣

幼少期から、コーチには挨拶の大切さをずっと教わってきました。


練習の始まりと終わりの挨拶はもちろん、試合が終わったら、会場に来られなかった先生にもきちんと報告をすること。

そして発表会が終わったら、支えてくれた親に感謝を伝えること。


支えてくれている人への感謝を忘れない」という言葉を、先生方はずっと伝え続けてくださり、子どもだった私たちの心にもしっかり刻まれていきました。


その教えがあるからこそ、今でも仕事での報連相に生きていますし、伝えられるときに感謝を伝えることを、自然と意識できるようになりました。

笑顔の習慣


新体操で鍛えられたもののひとつに、「笑顔」があります。


新体操では、どんなにきつくても笑顔で踊りきらなくてはなりません。


ちなみに、見ている側は「優雅だな」「全然きつそうに見えないな」と感じると思うのですが、

踊っている側は実はめちゃくちゃハードで、息も上がっています(笑)


でも、それを決して表情に出してはいけません。曲の世界観を守り切る必要があるからです。


そのため、私の笑顔は新体操を通じてすごく鍛えられました。もちろん、無理をして作っている笑顔とは少し違います。


審判や観客の方に、踊る楽しさが伝わるように「いい顔で踊る」ということを、ずっと心がけてきました。


今では、写真に写る私を見て、周りの人から「いつも笑顔が安定してるね」と言われることもあります。

このとき身についた笑顔は、今の接客の仕事にも大きな強みとして生きています。

美しいものや綺麗なものを感じられる感性


幼い頃から、小さく淡い色のお花を摘むことが好きでした。


そう思うと、新体操を始める前から美しいものや綺麗なものが好きだったのだと思いますが、新体操を始めたことで、その感性はより磨かれていったと感じます。


衣装の装飾を自分で考えたり、音楽に合わせて振付を考えたり、鏡を見ながら美しく見える角度を研究したり。


そうして培った「美しいものや綺麗なものを、美しい、綺麗だと心から感じる感性」は、大人になった今でも私のベースになっています。


デパートのケーキ売り場できれいなスイーツを眺めるのが好きだったり、もらった花束を家でどう美しく活けるか工夫したり。

自作のお菓子を可愛くラッピングしてプレゼントしたり、夕焼けの空がきれいだなとしみじみ感じたり。


美しいもの、綺麗なものを日常の中で感じられることは、自身の豊かな幸せの気持ちに繋がっていると感じます。

自己肯定感が上がった

大会に出るとき、コーチからよく「自分が1番上手と思いなさい」と言われてきました。

もちろん自分よりも上手な選手は沢山いるのですが、そう思い込むことで、審判に自信として伝わります。

なので、多少無理矢理でも「自分が1番上手い!」と思いこむようにしていたし、少なくとも自分の演技は自分が1番素敵に踊れると本気で思っていました。

そのおかげで「自分はできる」という自己肯定感が育まれていったように思います。

そしてその自己肯定感は、社会に出てからもあらゆる場面で役に立っています。これを幼少期から育めたことは、私の財産です。

大舞台でも緊張しなくなった

大会では、審判や観客の視線が、私1人に集まります。

それを誰も恥ずかしがらず、堂々と表現することが当たり前の世界で、育ちました。

なので、学校生活においても、作文の発表や、体育の見本など、物怖じすることはありませんでした。

また新体操では、どれだけ練習に時間を費やしても、本番の1分半〜2分半に力が発揮できなければ意味がありません。

昔は本番に弱くて「練習美人」なんて呼ばれていた私でしたが、経験を積むごとに本番で力を出し切れるよう、自分の心をコントロールできるようになってきました。

そして、大人になった今、何か緊張する局面があっても「あの試合の緊張感に比べたらなんてことない」と思えるようになりました。

入社式では新入社員代表の言葉を担当し、役員から「堂々としていて良かった」とお褒めの言葉をいただきました。

また結婚式のときは、チャペルの入場前、緊張して分かりやすく口数が増える夫と、ケロッとしているの私の差に、プランナーさんも笑っていました(笑)

大事な場面でも心を落ち着け、最大のパフォーマンスを発揮できることは私の強みになりました。

新体操で学んだことが今も活きている

このように、長年の新体操生活で学んだことは、大人になった今でも色々なところで役に立っています。

技術を磨くだけでなく心も成長させてくれる素敵なスポーツだと感じているし、新体操をやっていて心から良かったと思っています。

「子どもに習いごとをさせたいけど、何をしたらいいのか迷っている」方は、ぜひ新体操という選択肢を考えてみてもらえたら嬉しいです!

それでは。